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難病の米女優、元恋人から暴行される。「使えないヤツ」と罵倒も

化学療法で髪が抜け落ち……リアルな闘病の様子を発信

 セルマは2010年10月、中枢神経系に炎症が起き、様々な神経症状があらわれる難病「多発性硬化症」と診断されたことを公表。
 物を落としたり、転んだりすることが多く、着替えるときも誰かに手伝ってもらう状態だと明かした。何年も前から症状はあり、どんどん悪化していたそうだが、俳優の友人のすすめで受診したことで、病名がはっきりわかったという。  すでに寛解期に入ったというが、そこに至るまでの道は険しく、特に化学療法は非常に厳しいものだったと語っている。大量の化学療法で治療したことにより、髪も抜け落ちてしまったというが、セルマはそういう姿を隠すことはなかった。自身のインスタグラムには、残った髪をバッサリ切り捨ててスキンヘッドにした姿を投稿し、リアルな闘病の様子を伝えた。

「杖だって素敵なファッションアクセサリー」

 思うように体が動かないというセルマは、杖をついて公の場に登場することも。
 しかし、気持ちはあくまで前向きだ。「杖だって素敵なファッションアクセサリーになると思う」と話すセルマは、障害を持っている人でもオシャレを楽しめる服を作るという目標もできたそうだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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