Love

ゾゾゾッ!勤務先のゲーセンで、常連客のおじいさんからの告白を断った結果…

UFOキャッチャーでゲットした景品をプレゼントされるように

 やがて、おじいさんは店でゲットした景品をちほさんにくれるようになります。他の常連客から聞いたのか、ちほさんがシングルマザーであることを知り、子ども用のお菓子やぬいぐるみを取って渡してきたり、ちほさんが好きなディズニーキャラクターのぬいぐるみをゲットしてはプレゼントしてきたりするようになりました。 「もちろん断りましたが、頑なに景品を押しつけてくるので、受け取らざるを得なくて。あまりにも毎日プレゼント攻撃をされるので、少し怖くなり、店長に相談しました」  しかし、おじいさんのおかげで店の売り上げが上がっていたため、店長はあまり親身になってくれません。 「貰ったプレゼントは筐体の中に戻すなり貰うなり好きにして、適当にあしらえばいいと言われました」  そこで、ちほさんはパート仲間に頼み、おじいさんが現れた時にはインカムで情報を共有してもらい、なるべく会わないように工夫。ばったり遭遇してしまっても「仕事があるので……」と言い、長く話さないように意識しました。 「そしたら、ある日、パタっと店に来なくなったんです。ご高齢だったので、ひょっとしたら命に関わることがあったのでは……とは思いましたが、どこかでホっとしている自分がいました」

ケーキを片手に「付き合おう」と愛の告白。断ったら激怒

 おじいさんが来なくなったことで、ちほさんは恐怖を感じることがなくなり、これまで通り平穏な生活を送れるようになりました。  しかし、2ヶ月ほどしたある日。UFOキャッチャーの筐体内で設定をしていたちほさんは後ろから誰かに肩を叩かれました。振り返ると、そこにいたのは例のおじいさん。いつもはよれよれの服を着ていたのに、その日はなぜかアイロンかけされたシャツを着ており、手にはケーキの箱が。 プレゼントを差し出すシニアのビジネスマン なんだか不気味と思いながらも、ちほさんはとりあえず「こんにちは」と挨拶。すると、おじいさんはケーキの箱と共に自分の電話番号を記した紙をちほさんに渡し、「大好き。付き合おう」と愛の告白。  驚いたちほさんが「彼氏いるんで」と咄嗟に拒絶すると、おじいさんはいきなり怒り始め「この前、店内で話してた男か!?」と問いただしてきました。 「おじいさんが言っていた男の人は、数週間前に話していたお客さんでした。お店の中に入らず、おじいさんは私が誰かと話しているところをずっと店外から監視していたんだなと知り、ゾっとしました」
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止まらないラブコール
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