話し始めてから一時間程経ったころ、気がつけば義母がリビングからいなくなっていました。
ガレージを見ると、義母用の軽自動車がありません。瑠美さんは夫と「買い物にでも行ったのかな?」と話していました。

実際のやり取りを再現したLINE(瑠美さん提供)
心配になった夫がLINEで連絡するも応答はなく、1時間後ようやく返事が。義母いわく、「用事を思い出したから駅前のスーパーに来ている」とのことでした。
その後もリビングで上機嫌な義父のじょう舌は、止むどころかさらにヒートアップ。テレビの出演者の女性に瑠美さんを加え、勝手に格付けをしていた最中でした。
その時ガラッ!!と玄関扉の開く音がして、「
あんた鼻の下伸ばしていい加減にしなよ!!」と絶叫のような義母の声が。

「瑠美さん瑠美さんって、イイ年して何デレデレしてんのよ!! みっともない!」
ドラマのワンシーンのように、一瞬にしてリビングは静まり返りました。
義母は、瑠美さんが嫁いでからずっと義父の態度が気に食わなかったそう。
「堪忍袋の緒が切れたとは、まさにこの瞬間のことだと感じました。もうすごい剣幕で…。私が謝るのもおかしいと思ったけれど、義母に謝罪するしかありませんでした」