盗難に気づいたら、まずはカード会社に連絡して不正利用の有無を確認し、カードを止めてもらわなくてはなりません。

カードの再発行には、1週間~10日前後かかる場合があり、その間に決済のあるものは別のカードを登録し直すなど、支払い方法の変更手続きが必要です。
また、警察に被害届けを出す場合は、原則として“
被害に遭った場所のそば”の交番や警察署に届けることになります。被害届けを出す場所に決まりはありませんが、実際は現場検証などをする都合上、被害場所付近で出さなければ受理してもらえないケースが多いようです。私も帰宅後、家の近くの交番に行きましたが受理してもらえませんでした。
・貴重品は必要最小限に
荷物を預ける施設に行く場合、持っていくのは必要最小限の貴重品にしぼること。カードが複数枚あるなら1枚のみ、現金も不要な分は置いていったほうが安全です。
・面倒がらず貴重品ロッカーを使う
私も「コインロッカーを使っているし」とたかをくくってしまったのですが、貴重品は衣服とは別に貴重品ロッカーに預けたほうがいいかも。ダイヤル式が多く、フロントのそばなど人の目が多い場所に設置されているので、コインロッカーよりは安心です。
・死角にならないロッカーを選び、鍵の番号は人に見せない
手首に着ける鍵の番号も、ダイヤルロックの番号も人に見せないようにしましょう。
入浴中、なぜかそばに寄ってくる人や、こちらの様子を気にかけているような人がいたら要注意。
・ロッカーを開けたら、その場で荷物を確認
施設を出る前に無くなっているものがないか、その場でお財布などをチェックしましょう。異常があればすぐにスタッフに伝え、場合によっては通報や被害届けを。
たとえば地方の施設から地元に帰ってきて盗難に気づいた場合、被害届けを出すのが難しくなってしまいます。
気軽な行楽や、「コンサートの遠征時は日帰り温泉でリフレッシュする!」という方も多いはず。せっかくの楽しみが曇らぬよう、ぜひ予防策を参考にしてみてください。
……ところであなたのお財布、ちゃんとクレジットカードはありますか?
<文/みきーる>