「家は大丈夫?」保育園でやたら聞かれる私。原因は義母の大胆行動だった!
園長先生の反応が変わった瞬間
その認証保育所は、区の認可保育園と違い、親の勤務状況によって決められたポイントだけではなく、家庭ごとの事情も考慮して選考していました。うちの息子の場合も、私の就業証明書と義母の難病手帳のコピーを提出した後、本部のほうで審査が行われ、最終的に入園が認められました。
ただ義母や夫から色々聞かされていた園長先生は、入園後も私や家庭の状況を心配していたようです。だから「お宅、大丈夫?」とやたら声をかけられていたわけですね。その園長先生も、だいぶ後になって「お義母さま、何度も頼みにいらっしゃったのよ~」と笑いながら話してくださいました。
推奨できる方法ではないけれど、“おせっかい”に救われたのも確か
近年、児童虐待のニュースが後を絶ちませんが、子供たちにまつわる悲しい事件が報じられると、母親に非難の声が集中しがちです。私も子供の母親として、事件に怒りを感じることもあります。その一方で、子供の父親や祖父母、親戚など、周囲にいる他の誰かが行動を起こせば、場合によっては救えた可能性もあるのではとも思うのです。
「おせっかいババアってよく言われるのよ」。義母はこう自虐気味に話すのですが、誰かのちょっとしたおせっかいが、結果的に子供や母親を救うこともあるとつくづく感じた出来事です。
―「義実家エピソード」―
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<文/青山文>青山文
某放送局に勤務していたとき、いきなり思い立ってヨーロッパに語学留学。帰国後はウェブ業界に入り、現在は主に海外ニュースの記事を編集&執筆。ときどき話題の商品レビューや子育てにまつわる失敗談なども書いています。反抗期真っ盛りの小学生の息子と日々格闘中。


