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世界的スターが語った壮絶人生。10代で家出、母親に「ボコボコにされた」

セクシーすぎるパフォーマンスに物議

 大スターになったジェニファーは、2020年のスーパーボウルのハーフタイムショーに登場。スーパーボウルとは、ナショナル・フットボール・リーグ(以下NFL)の決勝戦で、米最大の国民的イベントとして知られている。  そのスーパーボウルで、ついにパフォーマンスを披露することになったジェニファー。しかし、際どい衣装に激しいダンス、ポールにまたがって行われたセクシーなステージには、視聴者から批判が殺到。特に子供を持つ家庭からは「不適切」の声が相次いだ。けれどもこのとき、厳しい目を向けられたのは、セクシーすぎるパフォーマンスだけではなかったようだ。ドキュメンタリーでは、舞台演出をめぐってプロデューサーたちと口論する姿もうつされている。

私たちはただお尻を振るだけじゃない

 ハーフタイムショーでは、子供が入った檻が多数登場するというシーンがあり、これはメキシコとの国境で移民の親と引き離され収容されている子供たちを描いたもので、ジェニファーが提案したといわれている。当時問題となっていたトランプ前大統領による国境対策への批判を込めたものだったが、ショーの前日になって変更を言い渡されたという。  これについてジェニファーは、「中身のあるものを提供しようとしているのよ。私達がただ出て行ってお尻を振るだけじゃないわ」と強く抗議。中南米のルーツを持つ自分だからこそ、社会的なメッセージを発信しようとしている様子がうかがえる。  ジェニファーは番組のなかで、「私は自己肯定感が低い」とも明かしている。セクシーな外見と華やかな恋愛遍歴が注目されることが多いが、実は人知れぬ苦しみや葛藤を抱えながら、必死に努力して大スターに上り詰めたのだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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