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“体が変形した”元スーパーモデル、6年ぶりに復帰「隠れて生きるのはもう限界」

 1990年代、世界で最も有名なスーパーモデルの1人として活躍したリンダ・エヴァンジェリスタ。しかし、痩身治療「クールスカルプティング」を受けたことで体型が変形してしまい、表舞台から姿を消すことに。引きこもり状態に陥り、しばらくファッション界とも距離を置いていたリンダだが、このたびついに復帰を果たした。

6年ぶり! 高級ブランドのキャンペーンに登場

 このほど高級ブランド「フェンディ」の撮影で復帰を果たしたリンダ。自身のインスタグラムで写真をシェアし、今年9月に開催されるファッションショーについて告知している。 「2022年9月9日、シルヴィア・ベンチュリーニ・フェンディがデザインしたフェンディの『バゲット』25周年を記念して、特別なファッションショーが開催されます」  フェンディバッグの大ヒットシリーズ『バゲット』が25周年を迎えた今年。9月にはニューヨークで、スペシャルファッションショーの開催も予定されている。そのキャンペーンモデルとして起用されたリンダは、6年ぶりにファッションキャンペーンに登場し、あらためて表舞台に立った。

重大な副作用で“本人と認識できないレベル”まで体が変形

 リンダは昨年9月、クールスカルプティングを受けたことで、「体が無残に変形してしまった」と告白。同治療は“脂肪を凍らせて排出する痩身術”と謳われているものの、「私の脂肪細胞は、減るどころか増えてしまった」と語っていた。  また“本人と認識できないレベル”まで体が変形してしまったというリンダは、それが「逆説的過形成(PAH)と呼ばれる副作用」によって起きたものと説明。その重大な副作用について、施術を受ける前に知らされていなかったとも明かしていた。  脂肪を冷却し、脂肪細胞を体外へ排出させる治療法の1つで、「切らない医療ダイエット」として知られているクールスカルプティング。ヘルスケア企業アラガンの子会社であるゼルティック社がライセンスを発行、装置を提供し、アメリカの食品医薬品局(FDA)から認可を受けている。
Bangshowbiz20220722

元祖スーパーモデルとしてファッション界を席巻したリンダ

 この治療で逆説的過形成という副作用が起こることは、きわめて稀とされている。けれども、それによって人生を狂わされたリンダは、「PAHは私の生計を壊しただけじゃなく、重度のうつ、強い悲しみ、どん底の自己嫌悪をもたらしました。その過程で私は引きこもりになりました。訴訟を通して、自分の恥を取り除き、この話を公にします」としたうえで、訴訟を起こしていた。  しかし今月に入り、訴訟が合意に達したことをSNSで報告。こう喜びを綴っていた。 「クールスカルプティングに関する訴訟が決着したことを嬉しく思っています。友人や家族と一緒に自分の人生の新たな章を迎えることを楽しみにしています。もうこの問題は水に流すつもりです。声援を送ってくれた皆には本当に感謝しています」
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“スーパーモデルの彼女”はもういない
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