Gourmet

今年はポテトチップスのアタリ年!注目の“新トレンド3つ“とは

トレンド③ポテチの概念を広げる「食事メニュー系」

「プリングルズ たまごサンド」(日本ケロッグ)

「プリングルズ たまごサンド」(日本ケロッグ)

 三つ目は、スナック菓子という概念を打ち破るような、“食事メニュー名”を冠したフレーバーが増えているということ。プリングルズからは「チーズバーガー」や「たまごサンド」など、自由度満点な新商品が登場しています。  また、以前であれば「カレー味」だったものが「キーマカレー味」と言ったように具体的なカレーメニューを表現したアイテムがファミリーマートから発売されています。このようにフレーバーの洗練化が進んでいることは特筆すべき流れでしょう。
「ポテトチップス薫るキーマカレー味」(ファミリーマート)

「ポテトチップス薫るキーマカレー味」(ファミリーマート)

 さらにちょっぴりユニークなメニューも登場し、ポテチの可能性が広がっています。  レバニラ味のポテトチップスを作ろうと考えた勇気と発想力には脱帽しますし、もはやここまでくるとポテチが食のインフラになる日も遠くはない?とさえ楽しく想像してしまいます。
ポテトチップス レバニラパンチ!

ポテトチップス レバニラパンチ!

 最後に番外編として、私が最近気に入っている、個性派ポテトスナックをご紹介。ドン・キホーテのPB商品として新登場した「ポテトスティックス アメリカンソルト味」です。
情熱価格 ポテトスティックス(輸入者:パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング)

情熱価格 ポテトスティックス(輸入者:パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング)

 パッケージに書かれている不思議なメッセージにはただならぬパワーがあり、チップスタイプではない形状も指名買いの理由に。私は元気を出したい時にがっつりいただいています! 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ