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2年で年商150億を達成した女性経営者の生き方「借金して日本に留学しました」

飛行機での出会いから就職へ

――それでも、しばらく結婚生活は続いたのですか? 「はい。結婚してすぐに子供ができました。でも2年ほど中国で過ごして子供が1歳になる頃に、日本に戻ることを決意しました。元旦那は全然働かなかったので、日本へ行って心機一転しよう、ということになり、家族で日本へ行くことを決めました」 ――日本で働くアテはあったのですか? 「実は以前に、日本から中国に帰る時の飛行機の中で、隣の席になった日本人男性と知り合ったのです。その時は雪で飛行機が着陸待ちのため、上空でしばらくグルグルと回っていたんですが、中国語が分からないその男性は不安そうにしていました。だから『大丈夫ですよ』って話しかけたのがキッカケで仲良くなりました。 その方が岐阜にある会社の社長さんだったんです。連絡先をもらっていたので『仕事先を探している』と相談したところ、『うちで働きなよ』と言ってくださったんです」

離婚にも動じなかった

金さん

通訳をしていた頃の金さん(右)

――しばらくその会社で働いたのですね。 「はい。3年3ヶ月働きました。それはその会社で働いた女性の最長記録だったんです。“1年もったらすごい”というくらい、なかなか厳しい方でした。辞めた後は通訳の仕事を始めました。私の生まれた所は韓国語も使っていたので喋れたんです。韓流ブームだったのもあって、お仕事には困りませんでした。 プライベートでは、娘が小学4年生の時に元旦那と離婚しましたが、元々冷めきった夫婦関係だったので、離婚後も特に何かが変わるようなことはなく仕事に打ち込んでいました」
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今の会社と出会ったキッカケは…
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