Pairsには“まじめな人”、Tinderには“面白い人”がいる
Kさんがマッチングアプリを使い始めたのは2019年ごろ。まずは王道のPairs(ペアーズ)を登録したそうです。その後知り合いの年下男性から「Tinderを使って彼女を探しています」というのを聞いてTinderに興味を持ち、並行してTinderも登録してみることに。

「Pairsは会社員の人が多くて普通の人が多かったです。Tinderになると私のようなフリーランスも多くて、夫もフリーランスなんですよ。
良くも悪くも変わった人も多いのはTinderです。私もまじめに恋人を探していたのですが、面白い人が好きなのでTinderも並行して使っていました。
Tinderはプロフィールに『既婚です』『3Pの相手募集』と書いてる人もいましたし、Pairsには絶対にいないような水着や肌の露出が多い写真の人や、外国人の方も大勢いました。
Tinderで普通そうな男性とマッチングしてメッセージをやり取りしても『既婚ですが大丈夫ですか?』って言われて関わるのをやめた人もいて、隠さない潔さはあるのかもしれませんけど、遊び相手にしか見られないのかと思ってそういう時は落ち込みましたね」

Tinderでは安心・安全面で規制もあるようで、『エッチしよう』みたいなメッセージは送る前に『ちょっと待って!相手はこの言葉を失礼だと感じるかもしれないよ。本当にこのまま送っても大丈夫?』という警告文が出て、受け取り側もメッセージに初めはボカシが入った状態で表示され『
不適切な可能性のある表現を検知しました』と警告されるそうです。
盛り上がってもないのに「ハプニングバー行ったことある?」
KさんはPairsで5人とデートし、Tinderでは3人と会っています。会える人数ならPairsの方が多いのでしょうか。
Tinder1人目は同年代の男性で、楽しく食事をしたそうです。しかし食事後にLINEで『
今日はありがとうございました。またご飯行きましょう』と連絡したところ『
僕と付き合っていただけるなんて嬉しいです』とだいぶズレた解釈をされて、関わるのをやめました。
食事に行く=交際と思っているのでしょうか。
「おそらく同一人物だと思うのですが、この人からPairsでも『いいね』をもらいましたよ。ペアーズとTinderを併用している人は他にもいました」
Tinder2人目に関してKさんは既婚者だったっぽいと疑っています。何を聞いても質問をはぐらかされ、週末は会えない人でした。盛り上がってもいないのに「ハプニングバーに行ったことある?」と聞かれたそうです。