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2年で年商150億円を達成した女性が語る仕事論「“無理”と言われても諦めない」

仕事は空気と同じ

仕事――金さんにとって、「仕事」とはどんなものでしょうか? 「私にとって、仕事は空気と同じような存在です。仕事は“自分の価値を生み出す”ということができる、手っ取り早いツールだと思っています。認められたいというよりは、“できることがある”という喜びを感じるんです。今やれることがあるのは、私にとっては贅沢な幸せです。それにチャレンジしたいと思うのです」 ――常に「オン」という感じの金さんですが…、「オフ」になることはありますか? 「オンかオフかと言うと…常にオンモードで、できることがあるか探しています。いつも、『寝る時間がもったいない』と思っています。でも、寝ないと体も持たないので、寝ていますけど(笑)。時には仕事とは違う体験をしてみようと旅行に行ったり、アーティストのコンサートを見に行ったりもします。でもそういう『オフ』の場でも『このステージはどうなっているんだろう』『お客さまにどういうサービスをしているんだろう』『チケットはいくらだろう』とか『弊社がこういうイベントをやったらどうだろうか?』というようなことを考えてしまい、頭が常に仕事モードになっています」

仕事への向き合い方は人それぞれ

――仕事をする時に気を付けていることはありますか? 「いかに、関わっている人たちとプラスに楽しくできるか、というのは常に心がけています。だから、“押し付けをしない”ということには気を付けています。仕事に対しての向き合い方は人それぞれだと思うのです。仕事として割り切って、義務としてやる人もいれば、エンドレスに仕事のことを考えていたい人もいます。そういう、それぞれの仕事に対しての価値観を尊重したいと思っています。だから残業とかを押し付けたりはしません」 ――仕事でストレスを感じることはあまりないのでしょうか? 「仕事には変化が付きものだと思っているので、仕事でストレスというのは、あまり感じません。ただ、仕事の中で社員が落ち込んでいたり、悩んでいたりするのを見ると、『どうやってケアすればいいんだろう』と悩んでしまうことはあります。でも、ほとんどの場合ただ見守ることが多いです」 次回(近日公開予定)は、シングルマザーとしての金さんについて掘り下げていきます。 <取材・文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きでコーヒーソムリエ資格取得。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。
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