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白い服でカレーうどん食べられる?汁がはねない食べ方、驚きのコツ

 白い服を着ているときに限って、カレーうどんを食べたくなります。最近は紙エプロンを用意してくれるお店もありますが、敵はその防御をすり抜けて攻撃してくるもの。気がついたら茶色いシミができていて「なんでこんなところに!」とショックを受けた経験がある方も多いのでは。 上品な人に見える 食事のマナー「敵の正体がわかっているだけに、コツさえつかめば、完璧に白い服を守ることは不可能ではありません」と解説するのは、食べ方のプロ小倉朋子さん。敵の正体は、麺にからんだ汁。汁さえ跳ねなければ、服が汚れることはないのだとか。  小倉さんが美しい食べ方の基本ルールを伝授する『上品な人に見える 食事のマナー』(TJMOOK/宝島社刊)より、カレーうどんにラーメン、ミートソースという“服を汚しがちな3大メニュー”の食べ方のコツをご紹介します(本記事は、『上品な人に見える 食事のマナー』より抜粋・再構成したものです)。

汁がからんだ麺は上から少量だけ取る

 まず食べ始めるとき、麺はかき混ぜないように。丼の深い部分まで箸を入れて上下に混ぜると汁が跳ねるうえ、箸が必要以上に汚れてしまいます。
上品な人に見える 食事のマナー

1. 一度につまむ量の適量は2~3本/丼の中をかき混ぜず、表面をほぐしてから麺を2~3本つまむ。

 箸先3cmまでを使い、表面を左右に静かにほぐしてください。次に、上からごく少量、2~3本ずつ箸に麺を取って口に入れます。これで、第一関門はクリアです。
上品な人に見える 食事のマナー

2. 箸で押さえながら麺を口に送り込む/麺の途中を箸で押さえて口に送り込みながら3回くらいに分けてすする。

麺の端が暴れないようお箸で押さえながら

 麺にからんだ汁は、すするときにあちこちに飛び散るもの。麺を口に入れたあと、一気にすすらず、箸で麺を押さえ、口の中に送り込むようにしながら、3回程度に分けてすすります。
上品な人に見える 食事のマナー

3. 麺の端をしっかりつかまえる/麺の端を離すと汁がビチャッと跳ねることに。最後まで押さえて食べて。

 最後は麺の端を箸で押さえてください。最後の飛び跳ねも回避できます。このくり返しで、きれいに完食できるでしょう。れんげがあれば、れんげに麺の端を入れてから、同様に箸で口に送りながら食べると、より安全です。
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ミートソースやラーメンの、服を汚さない食べ方
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