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「納豆巻き」こぼさずに食べられる?“のり”の「意外な使い方」で楽勝です

 美味しくヘルシーなコンビニの人気商品、納豆巻き。さて皆さんは、納豆巻きを人前で堂々と食べられますか? 汚れたりこぼしたりするので、人目を忍んでササッと食べている人も多いのでは。 上品な人に見える 食事のマナー「ちょっと工夫するだけで、カジュアルな場でも上品に食べることができるのです」と解説するのは、食べ方のプロ・小倉朋子さん。 「納豆巻きやハンバーガーなどの『はみ出すメニュー』を手で食べるのは大抵、カジュアルな場。そのため、少し粗相(そそう)をしても大丈夫、と思っていませんか? でも食べ終わったあとのベタベタの手、中身が飛び出た皿を見ると、なんとなく悲しい気持ちになりますよね」  小倉さんが美しい食べ方の基本ルールを伝授する『上品な人に見える 食事のマナー』(TJMOOK/宝島社刊)より、難関「はみ出すメニュー」を上手に食べるコツをご紹介します(本記事は、『上品な人に見える 食事のマナー』より抜粋・再構成したものです)。

パリパリののりで後ろに栓をする

 ハンバーガー、サンドイッチなどのはみ出すメニューの定番に、コンビニの納豆巻きが新たに加わりました。15cmほどの長さのそれは、頭からかぶりつくと、底から具の納豆がこぼれ出てきます。しかたなく手で受けて結局、ベタベタに……。  実は、コンビニの納豆巻きには、はみ出しを防ぐ強い味方がついています。それは、のりです。フィルムに巻かれたパリパリののりをごはんに巻くとき、余り部分が出るはず。その部分をちぎってください。
上品な人に見える 食事のマナー

1. のりが重なる部分を活かす/のりをごはんに巻くときに重なる余分な部分ののりを使う。

 そして、ちぎったのりを納豆巻きの底に当てて、栓(せん)にします。
上品な人に見える 食事のマナー

2. 栓用ののりをちぎる/断面に当てる分ののりを、ひとかけらちぎる。

 これで、はみ出しは物理的に防げるわけです。
上品な人に見える 食事のマナー

3. ちぎったのりを底面に貼りつける/ちぎったのりを底面に当てて軽く押さえて貼りつけ、栓にする。

納豆の糸はごはんでからめて受ける

 納豆巻きのもうひとつの難関は、ネバネバの糸。食べていくうちに、どうしても糸を引くのはしかたありません。とっさにやってしまいがちなのが、顔を動かして糸を追いかけてしまうこと。けれど、糸はなかなか追いかけられず、納豆の糸にあやつられる哀れなマリオネットになってしまうのです。  口元から糸が引いたら、慌てずに手に持った納豆巻きの本体でくるくるとからめ取ってください。もともと、納豆巻きから出ている糸です。本体を回してコントロールすれば、おとなしく、元の位置に戻ってくれます。
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ハンバーガー、太巻きの食べ方のコツ
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