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とろ~り目玉焼きやカレーを“食べた後”も、お皿のきれいな人がやっていること

 デートや会食で気になるのが、食後のお皿が汚い問題。マナーに気をつけながら食べたつもりでも、食後のお皿が自分だけ汚くて恥ずかしかった……という経験はありませんか?  フランス料理や懐石といったマナーがある食事だけでなく、カジュアルフードや日常的に食べる機会の多い食べ物にも、美しく食べるコツがあります。 上品な人に見える 食事のマナー 食べ方のプロ・小倉朋子さんが美しい食べ方の基本ルールを伝授する『上品な人に見える 食事のマナー』(TJMOOK/宝島社刊)より、今回は「目玉焼きのお皿から黄身の痕跡を消す」コツと、カレーライスの美しい食べ方をご紹介します(本記事は、同書より抜粋・再構成したものです)。 【関連記事】⇒白い服でカレーうどん食べられる?汁がはねない食べ方、驚きのコツ 【関連記事】⇒「納豆巻き」こぼさずに食べられる?“のり”の「意外な使い方」で楽勝です

黄身はソースと考えて食べる

 目玉焼きを食べ終えたお皿が汚れるのは、トロトロの黄身が流れ出したせい。そもそも、黄身を食べるタイミングについては、人それぞれの好みがあります。ですが、ここでは食べ跡が美しく見えることに焦点を当てて、「黄身をいつ食べるのか論争」は置いておくことにします。  目玉焼きが運ばれてきたら、最初に、黄身の中心にナイフか箸の先で小さく切り込みを入れます。底まで切らないよう、表面にだけ穴を開けるのがポイントです、すると、トロリとした黄身が流れ出てきますよね。けれど、白身にブロックされ、お皿は汚れません。
上品な人に見える 食事のマナー

1. 黄身の中央に切り込みを入れる/黄身の中央に切り込みを入れて、トロトロ部分を白身につけやすくする。

 次に、白身を手前の左端からひと口大に切り、黄身をつけて食べます。こうすれば、黄身がお皿に流れ出る量を最小限に抑えられ、さらに、おいしいトロトロの黄身をムダなく食べられるのです。
上品な人に見える 食事のマナー

2. 左側から順番に食べ進める/左手前から順番に白身をひと口大に切り、黄身をつけながら食べていく。

では、黄身はいつ食べればいいのか?

「では、黄身を食べるのはいつか」と思うかもしれません。左端から順番に白身をひと口ずつ食べ進め、最後に、かさが減った黄身を食べてください。
上品な人に見える 食事のマナー

3. 最後に黄身を食べる/白身を食べ終わったら、黄身を食べる。白身につけていたトロトロが減り、硬めの部分が残っているので食べやすいはず。

 また、ソースやしょうゆをかけるときは、食べ始める前に白身部分に回しかけるといいでしょう。
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カレーライスもきれいに食べられる
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