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ソロキャンプ女性がテントを勝手に開けられて…防犯対策で「やってはいけないこと」

ナイフやスタンガンはNG

 一方、推奨できない対策について、「熊避けスプレーを勧めている人もいますが、テント内では自分もダメージを受けますし、とっさの時に正確に操作することは難しいです。また、ナイフやスタンガンなどの護身用の武器を携帯することを勧める人もいますが、護身用に刃物を持つこと自体に違法性があります。加えて、何かあった時に相手にケガを負わせ、逆に被害者が加害者に変わる可能性も想定されます。  人に知らせる手段としてホイッスルも良いですが、息を整えて大きな音を出すのはとっさにはできません。ですので、引っ張るだけの防犯ブザーが有効でしょう。防犯ブザーは普段鳴らさないので、時が経つと放電して使えなくなることがあります。出かける前には動作確認を忘れないことも大事です」

SNSのリアルタイム投稿は危険

 ただ、配慮すべき点はまだまだあり、「テントについてはダブルチャックのものを選ぶと言いでしょう。チャックとチャックを南京錠で止めておけば、外から簡単には開けられなくなります。他にも、SNSの写真に写り込んだ景色などで場所を特定して近づいてくる人もいるそうです。SNSにはリアルタイムで投稿せずに、帰宅してからまとめてアップすることをオススメします」 スマホを見ている男性 対策すべきことはとても多く、裏を返すと、環境整備が行き届いていない現状が伺える。  誰もが安心安全にキャンプを楽しめるように、早急に環境整備が進められてほしい。 【小山仁(おやまひとし)】 1976年6月生まれ。2018年、誰もがいつまでも綺麗で安全な野営地でソロキャンプを楽しむことができるようにと「ソロキャンプの健全な普及」を理念に日本単独野営協会を設立。代表理事として活動している。 <取材・文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。 Twitter:@mochizukiyuuki
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