ヘンリー王子とメーガン妃、子供たちに「称号なし」で激怒か。“手つなぎ”も物議に
エリザベス女王の死去に伴い、主要メンバーの称号が変更されたイギリス王室。しかし、2020年に英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃の間に誕生した子供たちには、英王室からの「称号」は与えられなかった。現地メディアは、ヘンリー王子夫妻がこの決定に激怒し、「『孫たちに称号を与えてほしい』と新国王に執拗に迫った」と報じている。
女王が亡くなったことを受け、現在イギリスに滞在中のヘンリー王子とメーガン妃。そうしたなか、先日には英ロイヤルファミリーの新たな称号が発表されたが、それは夫妻にとって到底納得がいくものではなかったようだ。
報道によると、チャールズ国王は、ヘンリー王子夫妻の2人の子供たちに「王子」「王女」の称号を与えることには合意。けれども、英王室の敬称の一つとされているロイヤル・ハイネス(HRH=殿下/妃殿下)にはなれないと判断したという。けれども、ヘンリー王子夫妻は、自身の子供たちにも「HRH」の称号が与えられるべきと強く主張しているという。
ある関係者は英大衆紙『ザ・サン紙』にこう話す。
「ヘンリーとメーガンは安全に関する問題を不安視していました。彼らの言い分は、アーチーとリリベットは王子と王女であるということ。王子、王女となることで、王室のための一定レベルの警備が付く権利を得ることになります。ここ最近、国王との間で頻繁に話し合いが行われています」
話し合いの結果、国王は3歳のアーチー君と1歳のリリベットちゃんが君主の孫として「王子」「王女」になることには合意。一方で「HRH」のタイトルを与えることは拒否した。
「女王が亡くなってから2人は、『孫たちに称号を与えるべき』と執拗に迫っています。しかし、子供たちにHRHの称号がつかなかったことで激怒しているのです」
同じ関係者は、2人が英王室の主要メンバーから離脱し、家族で米ロサンゼルスに居を移したことで、HRHを使用することは不可能だと指摘している。
「それは同意のもとです。王子、王女になることはできますが、HRHではありません。公務をしていませんからね」
英王室を離脱して以降、ヘンリー王子夫妻がHRHの称号を使用することは禁止されている。HRHになると、警備が提供されることになるが、そのぶん公務を行うことも求められる。ヘンリー王子一家は英国内に住んでおらず、公務を行うことはできないため、夫妻だけではなく子供たちにもHRHの称号は与えられないと英王室は判断したとされている。
「王子」「王女」になることはできるが「HRH」は無理
「公務をしていないのだから当然」と関係者
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