夏休みの宿題を後回しにする、ダイエットを明日からにする、失敗を隠そうとする、等々。自分がまいた種が結局自分を苦しめること、わりとありますよね。気づけば8月も末日、気づけば洋服が入らない、気づけば修復不可能になっている。もうどうにもならない!という事態に陥る前に、猫達の「自縄自縛(じじょうじばく)」の戒めを見つめてみましょう。
・自縄自縛……自分の行いで、身動きがとれなくなり、苦しむこと。
毛糸玉で遊んでいたら、自らがぐるぐる巻きになっていた、猫のあるある失敗ですが、見ているこちらはほっこりします。

四字熟語には、愛情に満ちた言葉も、辛辣な言葉も、教訓になる言葉もさまざまあります。たとえ手厳しくても、猫達の姿を見れば不思議と納得してしまうもの。そして元気になってしまうもの。私達の人生を先導しているような、自由でたくましい猫達に、あなたも諭されてみませんか。
<文/森美樹>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『
母親病』(新潮社)、『
神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。
X:@morimikixxx