「君と付き合ったら、養育費払うのやめるよ」バツイチ男性の発言にドン引き
いまや、離婚歴があることは珍しいことではありません。いいなと思った男性がバツイチだった、というケースも少なくないでしょう。
バツイチ男性と恋をする上では離婚理由だけでなく、子どもがいるかどうかも知っておきたいもの。親権が母親にあり、月に何度か面会をしている場合は、必要なことだと分かってはいても、モヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、加納寛子さん(仮名・30歳)は逆に、我が子を大切に思わないバツイチ男性の言葉にドン引きしてしまいました。
1年前、寛子さんは上司との不倫関係にピリオドを打ち、今度こそ、まともな恋をしようとマッチングアプリを利用。さまざまな男性と何度かデートをし、婚活に励んでいました。
しかし、デートを重ねるたび、悶々とした気持ちに……。
「不倫相手だった上司には大人の余裕がみたいなものがありました。それは結婚経験があり、他に奥さんという本命の女性がいたからだと思うのですが、マッチングアプリで出会った人と彼を比較してしまって……。デートした未婚男性たちはみんな余裕がなくて、いっぱいいっぱいだったので子どもっぽい、かっこ悪いと思ってしまったんです」
もっとスマートにエスコートしてくれる人と付き合いたい。大人の余裕がある彼氏が欲しい。そう考えた寛子さんは、バツイチ男性に目をつけました。
「結婚経験がある人なら女性の扱い方を知っているので、余裕があるんじゃないかと思いました。それに、バツイチ男性なら競争率が低そうなので、マッチングしやすいかもしれないなと」
そんなある日、4歳上のバツイチ男性・弘樹さんから「いいね」が。
「彼は童顔で、子犬系男子っていう感じ。いつまでも恋人同士みたいな関係でいたかったけれど、子どもが生まれた後、奥さんがキスやハグをするのを嫌がるようになって、離婚したそうです。親権は元奥さんにあり、彼は子どもと2ヶ月に一度、面会していました」
正直、寛子さんはワイルドな見た目の男性が好きだったため、はじめは恋愛対象ではないかも……と感じたそうです。しかし、「せっかく気に入ってくれたのだから」と思い、連絡を取ることに。その中で、弘樹さんの温かさと大人の余裕に触れ、心が動きました。
「他の男性は私が返事をしなかったら、『なにしてるの?』とか『寂しいよ』とか自分の感情を軸にしたトークを送ってきましたが、彼は『疲れてるんだね。ゆっくり休んでね』や『つらいことや愚痴がもしあれば、聞くから話してね』と私を思いやるトークをくれました。それが、余裕があるからこそできる大人の気遣いに感じて、だんだん惹かれていくようになったんです」
大人の余裕があるバツイチ男性と付き合いたかった
思いやりのあるバツイチの彼に惹かれていった
