図書館へ通う夫のあとをつけて不倫発覚!その時妻が取った行動は
秋といえば、食欲、芸術、運動、さまざまな秋がありますよね。「その中で、読書の秋ってあるじゃないですか。私は読書の秋が大嫌いなんですよ」
苦笑いしながら話し出したのは、既婚者で会社員の波留さん(仮名・27歳)。なぜ、読書の秋がそんなに嫌いなのでしょうか。
「昨年の秋、夫の孝弘(仮名・30歳)が、“図書館不倫”をしたからなんです」
“図書館不倫”とは聞きなれない言葉です。まず、二人の背景から波留さんは話してくれました。
「孝弘とは、もともとアウトドアの地域のサークルで知り合ったんです。孝弘はアウトドアならなんでもする! というぐらい、外で遊ぶことが好きで。私も、そんな孝弘のアクティブさに惹かれて交際がスタート、一昨年に結婚しました」
だからといってお互い読書が嫌い、というわけではなかったものの、孝弘さんはどちらかというと読書が苦手なタイプだったそうです。
「それが、昨年の秋に『やっぱり秋は読書の秋だよな!!』って突然言い出して。家からちょっと離れたところに大きな図書館があるんですが、休みの日には、必ず図書館に行くようになったんです」
今までなら、休みの日は夫婦でアウトドアを楽しんでいた二人。突然の夫の変わりように、波留さんはびっくりしたといいます。
「読書をすること自体は何も悪いことではないので、止めることはできなかったんですが……だからといって、今までの二人の趣味もしなくなるなんて、おろそかにされているようで寂しかったですね」
そこで、波留さんは自分も一緒に図書館に行きたいと孝弘さんに希望しました。ところが。
「ものすごい形相で、『それだけは絶対に無理! いくら夫婦でも、別々の時間を大切にしないと』って言われてしまったんです。悲しくなりました」



