穏やかなセックスをする彼氏とは違い、春樹さんが求めるのは荒々しいプレイ。そんなセックスが新鮮だったこともあり、有希さんは関係を絶ち切れなくなっていきました。
そんなある日、いつものようにホテルへ行くと、偶然ストッキングの伝線を発見。冗談半分で「破ってみる?」と提案すると、春樹さんは乗ってきて、ストッキングをビリビリにしてきたそう。
そして行為後、春樹さんは「俺、ストッキング破るのにハマっちゃったかもしれない」とポツリ。この時、有希さんはその言葉の重みに、まだ気づいていませんでした。
ストッキングを破った日以降、春樹さんは「会う時は絶対にストッキングを履いてきて」と要求するように。プレイの内容も変化していきました。
「今までは荒々しいセックスをしても私を気遣ってはくれたのに、口を塞いだり、破ったストッキングで手を縛ったりするようになりました」
春樹さんの要求は、さらにエスカレート。「1回破るだけでは物足りないから、代えのストッキングを2~3枚持ってきて」と言うようにもなりました。
破った後で毎回、新しいストッキングを買ってはくれるものの、次第に恐怖を感じるようになっていったため、有希さんは関係を終わらせようと決意。直接会って「前みたいな、ただの友達に戻ろう」と伝えました。
「そしたら、春樹は分かったと了承してくれました。『俺、なんか最近変だったね。ごめん』と謝ってもくれ、綺麗に関係を終わらせることができたと思ったんです」