「自分に自信がない」人が見落としていること。失敗ばかりでも大丈夫
仕事も恋愛も人間関係も、何もかもがうまくいかない。その原因を突き詰めていくと「自分に自信がない」ことが発端だった――。そんなケースは少なくないようです。
実際、ライフコンサルタントの奥井まゆさんは、セミナー等の参加者から「自信がない」という悩みをよく打ち明けられるといいます。
奥井さんはこう断言します。ある行動で成功しても失敗しても、その結果にかかわらず「自信を持つことはできる」というのです。これは意外! 一体どうしたらいいのでしょうか?(以下、奥井さんの寄稿)
不安感が強い、過去の失敗を思い出して二の足を踏んでしまう、間違ったらどうしようと怖い……そんな気持ちをまとめて、「自信がない」という言葉で表しているのでしょう。
例えば、恋愛をしていても「自分に自信がない」と、恋人からしばらく連絡がないだけで、不安になって何度もLINEしてしまう。でも、仕事が忙しいイイ男が、何日か連絡がないからと大騒ぎする女性を選びますか?
また、自分に自信がない状態で、彼がいくら連絡をくれても、本質的な不安や自己不信の解消につながっているでしょうか?
ほとんどの人の答えは「NO」です。
自信がなければ、結果的に彼から連絡が増えても、他に不安材料を探し出してしまいます。私たちは最初にわき起こった感情の、原因や根拠を追求します。ここで言う「自信がない」の理由を、いい結果からも探してしまう。
「自信」と「結果」は関係はありますが、「自信がない状態」での「結果」は、「自信がある」状態を作ってくれるわけではないのです。
そしてそれを知らないままでは、結果的に「自信がない」ことを言い訳にして行動ができなくなっていきます。
とはいえ、急に「自分に自信を持て」なんて言われても、無理ですよね。「自信がない」状態を打破するにはどうすればいいのか。
それは、「結果」を目的にしない「行動(プロセス)」にポイントがあります。
今回は「自信がある」という状態を作るために、少しずつ「自信を貯める」有効な3つのステップを紹介します。