林:ある男性から聞いたデートプランなのですが、まず女性を都内のホテルにある、ちょっと高級なお寿司屋さんのランチに誘うんです。女性には子どもがいますが、昼間なので問題なし。そこでお酒を飲んでいい感じになったら、次は同じホテルのラウンジに移動します。
そこで大体14〜15時くらいを回っています。ラウンジでシャンパンでも飲んでさらにいい雰囲気になったら、「部屋を取ってあるんだけど、そっちに移らない?」って誘うと、高確率で女性が来るそうです。
おおしま:なんというか、計算し尽くされていますね。
林:この話のキモは、ホテルの中で全ての移動を済ませるところです。これが銀座の寿司屋で、次にカフェに移って…ってやっていたら、時間も過ぎるし気持ちも冷めます。このプランでいくと、
ランチしてお酒を飲んで部屋で休憩して17時に解散できるそうです。
おおしま:すごく合理的ですね! 女性って、口説かれたときに考えるスキがあると冷静に戻ってしまうといいますからね。ホテル内でのやり取りだと、
雰囲気が壊れないからそのまま流れに身を任せる人が多そうです。
林:ちなみに部屋は事前に取っておくらしいです。コロナ禍になって、テレワークプランや休憩プランがあるホテルも増えたから、そういうのを活用するらしいですよ。
林:先ほどのケースは割り切った関係の話ですが、もうひとつ、最近同じような不倫の相談をよく聞きます。
それは、「
キスまでいくんだけど男性からそれ以上を求められない。これってどういう気持ちなの?」っていう女性側からの質問です。聞くと、デートしていい雰囲気になってキスはするんだけど、そこで解散になるそうです。
おおしま:すごい生殺しですね! それは、不倫をする一歩手前で止めておこうという自制心からの行動なのでしょうか。
林:僕が思うに、そうではないと思います。多分年を取ったせいで性欲が減退した結果、「
キスできたらまあいっか」って、男性が満足しちゃうんだと思います。