林:男性側もデートしたい気持ちはあるし、ときめきたい願望もあるんですが、その後がおっくうだって言いますね。ここからホテルを探して移動して、別れてタクシーに乗って帰って、匂いがついてないか気をつけながら着替えて…とかって頭で考えると、とにかく面倒臭い。性欲がものすごくあるわけでもないから、したも同然だなって感覚で帰るのが一番いいみたいです。
おおしま:それはなんていうか、女性からしたら「そこまで手を出したなら最後まで出し切れよ!」って言いたくなるやつですね。
林:それ以上に進みたいなら、温泉に誘うとか女性側が部屋を用意するとか、お膳立てをしないと繋がらないかもしれませんね。この「中年男性キスだけ問題」は本当によく聞くので、世の中にもかなりあるケースではないかなと思っています。
おおしま:ここまで既婚者同士の不倫の話を聞いていきましたが、不倫される側からしたら非常に恐ろしい話ですよね。
恋愛コラムニストの私としては、「いい恋愛」を推奨する立場なので、こうした不倫はできれば起きてほしくないし、起きないような対策を取ってもらいたいです。林さんの中では、パートナーの不倫を回避する策って何がありますか?
林:財布を1つにして、男性が自由になるお金を減らすことです。お金がないと不倫はできませんからね。これから結婚する女性には、
夫婦の財布は1つにすることをオススメします。おおしまさんは、対策するなら何をしたら良いと思いますか?
おおしま:夫婦関係の積極的なメンテナンスですね。不倫するってことは、夫婦関係に不満があるから起きるわけですよね。つまり、不満のない関係づくりを意識し続ければいいと思います。