本当にいい状態を追求すると、形がいらなくなってくる
――「夫公認彼氏」という選択を経て、心の内を全て話し合った6年間があったからこそ離婚に至ったということなのでしょうか。
みか:その選択をせずにあの時離婚していたら、喧嘩別れみたいになっていたと思います。
わかぴょん:離婚の原因を相手のせいにしていたと思います。
いいと思ったことは何でも実践してみて、「夫婦道場」をずっとやってきたからこその離婚だと思います。それぞれにとって本当にいい状態を追求していくと、形がいらなくなってくるんです。その結果、離婚というものにも全然こだわりがなくなりました。
みか:なんの感慨もなく離婚しました(笑)。
――最後に、夫婦関係に悩んでいる方たちへメッセージをお願いします。
みか:自分を幸せにすることができるのも、一生一緒にいるのも自分なので、自分自身と仲良くするのがいいと思います。自分に優しくしてあげてください。
わかぴょん:自分のことは知っているようで実は知らなかったりするので、自分のことをよく知ることが大事だと思います。自分が何に対してイライラするのか、どんなものや、人が好きなのか。自分を知ると相手との関わり方が見えてくるし、自分がどうして欲しいのか言葉で伝えられるようになると思います。
自分を知る努力を止めないこと、その上で相手のことを知って対話しないといけないと僕自身も思っています。
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【みか】
好奇心旺盛な40代2児の母。既存の枠にとらわれず、女優、ライバー、ライターなど、興味の湧いたものには実際にチャレンジしていく行動派。ヒプノセラピストとしても活動中。
【わかぴょん】
大蔵省、俳優、マネージャー、印刷会社の営業職を経て再び脱サラ。家族で自然遊びを紹介するYouTubeチャンネルと、みかと共に現在のありままの家族関係を発信する
YouTubeチャンネルを運営。
<漫画/ハラユキ 取材&文/都田ミツコ>
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。