Entertainment

米人気俳優が赤裸々告白。“格上女優”をフッた過去、死にかけた経験も

 世界中で大ヒットした米ドラマ『フレンズ』でおなじみのマシュー・ペリー(53)が、有名女優ジュリア・ロバーツ(55)との別れについて赤裸々に明かした。間もなく出版予定の自伝の中で、マシューは「自分はジュリアにはふさわしくないと思い、別れを切り出した」と告白。また依存症との闘いや、鎮痛薬の過剰摂取で大腸が破裂したことも綴っている。

美しく聡明なジュリアを失うのは耐えられない

Bangshowbiz20221031

マシュー・ペリー(左)とジュリア・ロバーツ(右)

 彼女に別れを告げたのは、自分から離れていくのが怖かったから…。  11月1日に出版予定の自伝『フレンズ、ラヴァーズ・アンド・ザ・ビッグ・テリブル・シング』のなかで、ジュリアとのロマンスについてこう綴っているマシュー。自身の出世作である90年代の大ヒットドラマ『フレンズ』にジュリアが出演したことがきっかけで交際を開始したが、次第に複雑な思いを抱くようになったという。映画『プリティ・ウーマン』などの話題作に次々出演していたジュリアは、その当時すでに大スターだった。 「ジュリア・ロバーツとの交際は僕には荷が重すぎた。僕はジュリアに不釣り合いで、めちゃくちゃでひねくれ者で愛嬌もない僕となんで別れないんだ?って思ってた」 「美しく聡明なジュリアを失うのは耐えられないから、こちらから先にお別れを言った」  本書によると、ジュリアが1995年に『フレンズ』に出演したのは、彼女本人がマシュー演じる登場人物チャンドラー・ビングとの共演を希望したからだとか。その後、ドラマのプロデューサーから促され、2人は連絡を取り合うようになったのだという。 「たくさんの赤いバラを送り、『ドラマに出演してくれるよりもっと嬉しいことは、やっと花を贈る口実ができたことだ』とカードに書いた」と振り返るマシュー。交際期間中には、何百枚ものファックスをやり取りしたそうだ。 「1日に3、4回ファクスの横に座って、ファックスからゆっくりとメッセージが印字されるのを見ていた。本当にすごく嬉しくて、夜のパーティーで、魅力的な女性の話を中断して急いで家に戻り、ジュリアから新しいファクスが届いていないか確認することもあった。十中八九、ファックスが届いていたんだ」

薬物とアルコールを絶つために13億円かかった

 憧れだったジュリアに自ら別れを告げたマシュー。その背景には自身に対する不安があったようだが、実はそれ以外にも大きな問題を抱えていた。彼は長い間、アルコールや薬物依存に苦しんでいたといい、フレンズが放送されている間にも、治療のためにリハビリ施設に複数回入所していたと明かしている。
 本書では、鎮痛薬のオピオイドの過剰摂取で大腸が破裂し、死にかけていたことも告白。2週間にわたりこん睡状態が続き、5カ月間入院、さらに人工肛門を9か月もの間つけなければならなかったという。  現在では、薬物やアルコールを絶ち、完全にシラフの状態に戻っているというマシュー。けれども、依存症からの脱却は困難をきわめたようで、米紙「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューでは「ドラッグやアルコールを絶つために、おそらく900万ドル(約13億円超)くらいは使った」と語っている。
次のページ 
「地球上最高の女性」と熱愛、婚約するも…
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ