では、どうすれば幼少期に受けたつらい経験を手放すことができるのでしょうか。

「そのつらい経験と『愛されていない』ということを、紐づけるのをやめましょう。今大人になった自分で、本当にそうだったのか、それも愛だったのではないのか、と捉え方を変えていくんです」
「愛されていない証拠集め」をやめて、「実はそうじゃなく、むしろ愛だったんだ」と考え方を変えることで、自分が作ったつらい意識を変えていくのだそう。
また、良い恋愛をしている人の話を聞くことも、ポジティブに恋愛を捉えるヒントになると三凛さんは言います。
「のろけ話を聞くと、無意識にハードルが下がり、恋愛って楽しくて当たり前なんだという感覚が芽生えてきます。
のろけ話をする人は、幸せの感度が高まっていて、何でも幸せな捉え方ができる状態。話を聞いて、その感度の高さを自分にインストールしてみましょう。恋愛をポジティブに捉えて、相手との関係を一つ一つ見直せば、相手の良いところや感謝できるところが見つかるものです」
恋愛がうまくいっていないと感じている時の、他人ののろけ話はなかなか荷が重いところもありますが、まずは素直に話を聞くことが大切。相手の恋愛に対する捉え方を学ぶ気持ちで聞いてみると、すんなり入ってくるかもしれません。