女性は矢継ぎ早に、さらに用件を話します。

「パニックで次の言葉が出ないわたしに奥さんは『職場で詳しい話はできないでしょう、とにかくあなたに会って話したいことがあるから、仕事が終わってからどこかに出てきてください』と言い、折り返しの電話番号を伝えられました。仕事のふりをして電話番号をメモし、切ったあとトイレに駆け込んで彼にすぐに連絡しました」
会ったら何をされるか分からない…と恐怖に陥った富田さん。彼に連絡を取り、事情を話しました。富田さんは、まずは夫婦で話してもらえないかと、涙ながらに彼に伝えました。
すると、衝撃の返事が返ってきたのです。
「当然わたしも悪いことをしている自覚はありました。ですが彼はバレていないと言っていたし、わたしが奥さんと話すより前に、夫婦間で話して、彼から現状について説明してほしいと思ったのです。でも彼はオドオドした声で『
俺は聞いてないから、2人で話せば』と他人ごと。わたしのことを守ってくれず、逃げ腰になっている彼に幻滅しました」
いちばんの当事者である彼が、土壇場で知らんぷりをしてしまい、どうにもならなくなった富田さん。腹をくくって会う決意をしたそうです。