
「元旦に坂上さんから電話があったので、少し期待して出たんです。そうしたら、電話に出るなり、『
あんたが浮気相手!?』と、女性の金切り声が聞こえてきて……。女性がまくしたててきた内容によると、坂上さんはその女性と事実婚をしており、籍を入れていないだけで、夫婦同然とのことでした」
私はそのことは知らなかったと真美さんが伝えても、女性の怒りはおさまらなかったのだとか。
「『
クリスマスの日は残業だって言われて信じた私が馬鹿だった』って言ってきて。私の勤めていた会社はそこまでブラックではないから、泊まりで仕事……なんてありえないので、うん、馬鹿だなって思っちゃいました(苦笑)。なんでも、私のプレゼントのジッポを見て、私との関係に気が付いたそうです。坂上さんも馬鹿ですね。まぁ、一番馬鹿なのは、そんな人を好きだった私なんですが……」
クリスマス後に坂上さんの態度が急変したのも、事実婚の女性にキツくしめられたからだったということです。
「結果的に、知らぬ間にそんな人の二番手のポジションになり続けなくてよかったと思います。会社で坂上さんと顔を合わせるのは気まずかったですが、幸い、数年後に私だけを見てくれる人と結婚して、退職できたので。今はとても幸せです」