ただ、やはり飼い主さん相手のほうが心を許しているようで、そばにいると、頑なまでに寝ようとせず、遊んでアピールや後追い。別室にいると、大きな声で鳴き、呼ぶこともあるとか。

お風呂の出待ち中
「普段の鳴き声は、か細いのですが、私が見えないところに行くと、『どこ行ったの?』という感じで大騒ぎ。同じ部屋にいても、見えなくなる位置に行くと必ずついてきて、視界に私をいれようとします。旦那さんだけがいる時は逆で、ずっと寝ているそうです(笑)」
しかし、その一方で、シャーロットちゃんは撫でられるのはあまり好きではないという複雑な乙女心の持ち主です。

「体や頭を撫でると手で押さえつけられたり、噛みつかれたりすることがあります。一緒にいる時間が短いとデレて甘えん坊になってるので文句は言われませんが、長時間撫でていると怒られますね(笑)」
そのため、飼い主さんはシャーロットちゃんが許してくれる少ないスキンシップ時間をめいっぱい楽しむようにしています。
ツンとデレを使い分け、飼い主さん夫婦の心を奪うシャーロットちゃん。その小悪魔っぷりは、これからも磨かれていきそうです。
そんなシャーロットちゃん、実は犬っぽい性格。

小さい頃から好きなのは、ボール遊び。お迎えした日から遊んでいる、鈴の鳴る小さなボールはシャーロットちゃんのお気に入り。
よく家具の隙間などにシュートするため、飼い主さんは懸命な捜索作業に追われることもあります。
「犬が嬉しい時にする、伏せの状態からおしりを少し上げて尻尾を振る仕草もします。廊下を歩く時は、私の横をキープ。間違えて、犬を飼ったっけ?と思うことがあります(笑)」

小さな虫を見た時には猫らしい狩猟本能がうずくものの、猫パンチはせず。近くで、じーっと眺め、虫がいることを静かに訴えます。
「いつもは一点をじーっと見ることはないので、その行動をしている時は虫がいるんだなと思って、すぐに対処するようにしています」