Fashion

“好きな服”が似合わなくても大丈夫!「3つの方法」で“似合う服”にできる

好きな服を似合う服にする3つの方法

①自分の雰囲気に似ている芸能人・著名人をロールモデルにする まず、簡単に取り入れられる方法としては自分に似ている骨格、体型、顔立ちを持つ女性芸能人or著名人を探し、その人をロールモデルにすることです。例えば、顔立ちが大人っぽい方であれば天海友希さん、黒木メイサさんなど。反対に顔立ちが幼顔の方なら、安達祐実さん、橋本環奈さんなど。 似合う服と好きな服自分の雰囲気や顔立ちタイプの延長線上にいる著名人の着こなしやメイクを参考にしてみると良いでしょう。とくに芸能人の方の場合は、ドラマや映画などの役柄によって様々なテイストのファッションやメイクを取り入れているで、普段コーデの参考にもなります。ですが、ドラマや映画、バラエティは衣装映えする派手なスタイリングが多いため、全てを真似することは難しいかも。その際は、洋服の着こなしそのものより配色バランスや柄の取り入れ方、小物の使い方など真似できるところを吸収してみてはいかがでしょうか。 ②顔まわりから離れた部分で好きな服・柄のアイテムを取り入れる 自分の顔立ちとは相反するテイストの服を取り入れたい場合はボトムス、シューズ、バッグといったコーデの下半身部分で取り入れることから始めてみてください。 例えば、クールでかっこいい中性的な顔立ちの方は、可愛いフリルのトップスではなく揺れ感の美しいフレアスカートをはくほうが似合いやすいです。可愛い顔立ちの方は、ライダースジャケットよりもレザーのスカートがマッチしますね。 というのも、トップスは顔の印象と大きく関係するアイテム。顔の雰囲気とか違ったテイストのデザインは上述したように客観的にみて違和感を覚えやすくなるのでトップスは似合うデザインを選ぶことを意識すると良いでしょう。 ③「デザイン」は好きなものを、「配色」は似合うものを ビッグカラー、フリルスリーブ、アシンメトリーなど昨今ではデザインに個性が詰まったアイテムが多くあります。このようなデザインに特化したアイテムは、どんなテイストでも基本的にご自身の好きなものを選んでOK! ですが、配色はご顔立ちの雰囲気に合わせて取り入れましょう。例えば顔立ちに柔らかい印象がある方、幼顔の方は暖かみを感じるオフホワイト、ベージュ系のほか、暖色が雰囲気とマッチしやすいです。反対にキリリとした顔立ち、中性的な印象を持つ方はモノトーンやグレイッシュ(くすみカラー)、寒色系の配色が雰囲気とマッチします。

何より大切なのは、自分の魅力にたくさん気づくこと

好みではないけれど人から似合うと言われた服は、ご自身の大きな魅力を引き立たせる可能性を秘めたアイテムです。どうしても受け入れられない場合は、そのデザインのどこか好みではないのか、なぜそう感じるのかを一度振り返ってみると良いかもしれません。 それは自分のファッションに対する意外な固定観念に気づくきっかけにもなります。何より大事なのは「好きな服を着ている私も素敵だし、似合うと言われた服を着ている私も素敵!」と心の底から自分で自分の幅広い魅力に気づくことです。 そのためのトレーニングの一環として、似合う服に挑戦してみたり、好きな服を自分の雰囲気に合わせる工夫を凝らしたりしてみてくださいね。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「失敗しない日常オシャレ」の一覧はこちらへどうぞ <文&イラスト/角佑宇子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
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