ルースさんから訴えられたことを受け、ニックの弁護士マイケル・ホルツ氏は9日、ニューヨーク・ポスト紙を通し次のような声明を発表した。
「20年前に起こったとされる事件に関する主張は法的価値がないばかりでなく、全くの虚偽です」
「
残念ながら、ルース氏はここ数年にわたりニックに対して虚偽の告発をするように操作されてきました。これらの告発内容は、その間幾度も変わってきています。機会を狙っている弁護士により企画されたメディア相手の行為に誰も騙されません。この主張にいかなる真実もなく、法廷もそれを即座に見抜くことに疑いの余地はありません」
このように、ルースさんの言い分を完全否定したニック側だが、
実は2017年にもシンガーのメリッサ・シューマンから性的暴行で訴えられている。1990年代に活躍したガールズグループ「ドリーム」のメンバーだったメリッサは、自身が18歳だった2003年に、ニックに無理やり性行為させられたと告発。警察が捜査する事態に発展した。
このときもニックは、
「全て2人の合意の上だった」とし、暴行を否定。警察も、2013年に時効を迎えているという理由から、起訴しない方針を明らかにしていた。
ちなみに、メリッサが告発に踏み切ったきっかけは、ある芸能メディアが2017年10月に報じた「ニック・カーター、ハウスパーティーで20歳の女性ファンに性的暴行を加え取り調べを受ける」という記事。このニュースが伝えられた後、被害女性を「嘘つき」呼ばわりする書き込みが多数みられたことから、長年封印していた事実を明らかにすべきと決断したという。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>