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「“推し”が結婚発表してから婚活をはじめた」女性が7ヶ月で結婚できたワケ

恋愛・婚活アドバイザーのこめだゆきです。 ここ最近、婚活でうまくいっていない女性の共通項に、「推し活」に勤しんでいるということが増えています。ジャニーズや韓流スターなど好きな歌手がいて、日常の中で音楽を聞いているという人は多いですが、彼女たちはそんなレベルではありません。生活の大半を推しを追いかけることに注力しています。

彼よりもイケメンアイドルの推しの方が好き

推し活

※写真はイメージです

都内に住むあつみさん(仮名・34歳)が推し活にハマったのは中学2年生の頃。とにかくイケメン好きで、イケメンでなければ付き合わないと決めていたほどでした。 男性の内面を見る目はなく、外見だけで男性を判断するので、イケメンだけどあつみさんのことを大切にしてくれないダメンズな男性とお付き合いすることが多かったそうです。 その結果、「大切にしてくれない彼よりもイケメンアイドルの推しの方が好き」と即答するほどさらに推し活に励むようになりました。そして、推し活のために融通の利く派遣社員や日雇いバイトをお仕事に選び、お金のかからない実家暮らしで、親にパラサイトしながら生活していました。 そんなある日、一番の推しが結婚発表をしました。推しも人間ですし、30歳も過ぎれば自然なことですが、推しが他の誰かと恋愛をしていたという事実に強くショックを受けたそうです。 自分が推しと結婚できるとは思ってはいなかったけれど、誰のものでもない夢を見させてくれる人であってほしかった、人のものになってしまった感覚がショックで、しばらくは生きる屍と化していました。 そして、心の空虚感や隙間をまた別の推しを見つけて埋めるようになりました。

推し活で誤魔化していた自分の本音に気づいた

当時付き合っていた彼はいましたが、付き合っているかどうか分からないほど音信不通な状態で大切にされていなかったので、「自分は推し活があればそれでいい、このまま一生一人で推し活をしながら、飢え死にしない程度に働いて、最悪“のたれ死に”したっていい」という思いだったそうです。 とは言っても、周りや同年代の芸能人の結婚や妊娠出産報告を聞くことが増えてくると、あつみさんも自分の人生を見つめ直したいと思うようになりました。 そこで、推し活を続けながら、自己啓発のための本やブログを読み始めました。そして、推し活だけでなく、自分がやってみたいことを色々とやってみようと思い、ずっと気になっていた料理教室に通い始めたそうです。 これまで推し活以外に没頭できることはなかったので、そうやって自分が興味あることをやっていくうちに、本当はどう生きたいのか、どうなりたいのかということを自問自答するようになりました。 その結果、推し活で誤魔化していた、「愛されたい」「大切にされたい」「結婚したい」という本音に気づいたのです。
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相手を選ぶ判断基準はプロフィール写真だった
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