子どもを「幸せにしてあげよう」と思うのをやめた。虐待連鎖を抜けた作者が子育てに悩む人に伝えたいこと<漫画>
イラストレーターで漫画家のあらいぴろよさんの最新作『母が「女」とわかったら、虐待連鎖ようやく抜けた』では、幼い頃から自分を虐待した父が亡くなった後、フラッシュバックに苦しみながら子育てをする様子が描かれます。
そしてあらいさんは、子どもの頃の記憶を振り返るうちに、今まで「父から子どもたちを懸命に守ってくれていた」と思っていた母に対して数々の疑念を感じるようになります。
「なぜ母は一度離婚したのに、父の元へ子どもたちを連れ戻ったのか?」「もしかして、父の性的虐待に気づいていたの?」そんな疑問と対峙しながら、あらいさんは過去の出来事や、自身の子育ての課題に対して向き合っていきます。
本記事では3話を紹介。後半では作者のあらいさんに、「母が女だった」ことに気づいてからの変化や、虐待の記憶を抱えながら子育てをする人たちへのメッセージなどを聞きました。
【前編はこちら】⇒「虐待を受けた記憶がよみがえるのは、我が子に優しくしているとき」“連鎖”を断ち切れたワケを作者に聞いた<漫画>
【中編はこちら】⇒「0歳の我が子に手を振り上げてしまった… 」自らも虐待を受けて育った作者を取材<漫画>
【先に読む】⇒あらいぴろよさんのインタビューはコチラ