おしげさんが入会した結婚物語。は5つの結婚相談所連盟に加盟しています。結婚相談所連盟とは日本に10くらいあり、それぞれシステムの仕組みや会員の傾向が異なります。
初めにTMSという結婚相談所連盟で活動することにしました。TMSのシステムでは気になる相手を「お気に入り登録」することができ、お気に入り登録したことが相手会員に通知が届くのです。

他の結婚相談所システムにも「お気に入り」機能はありますが、他社はブックマークができるだけだったり、結婚相談所の仲人しかお気に入り閲覧できないようになっていたりで、会員に通知が届くのはTMSだけです。
申込できる人数は、結婚相談所ごとに上限数が決まっています。また、申込をして断られてショックを受けて申込ができなくなる婚活者も多いものです。「お気に入り登録」の場合は上限数がなく、気軽に送ることができてお断りもありません。お気に入り登録した相手からお気に入り登録し返してもらうこともでき、お気に入りでマッチングしていれば受けてもらえる可能性が高いため、やや安心して申込することができるのです。
おしげさんは遠くの人との結婚もありと思っていたため、
対象エリアを47都道府県に広げ、希望条件で検索した男性を片っ端からお気に入りに登録していきました。
なお、お気に入りであっても「好きでもないのに勘違いさせても悪い」と言って自分から登録しない女性が多いそうです。
おしげさんは約10人の男性とお見合いをし、全員「仮交際希望(2回目に進むこと)」を出したそうです。
ほとんどが先におしげさんの方がお気に入り登録した男性だそうで、結婚相手になる方は先方からのお気に入り登録をされたもののおしげさんから先にお申込みをした男性でした。「
写真がかっこよすぎてお気に入り登録もしましたが、会いたくて私から申込みました」
やはり、なんて前向き! なお、結婚相談所で成婚するカップルは女性から申し込みしているケースの方が多いです。なのに、自分から申込をする女性は少ないんですよね……。
日本全国から、同年代も年下の男性からも高収入男性からもお申込みは来たそうです。遠方の方はおしげさんの方から出向くつもりでいたそうですが、遠くに住んでいる男性も全てA県まで来てくれたそうです。

おしげさんは全ての男性に手土産を用意しました。仲人がお見合いの引き合わせを行う結婚相談所会員の場合は、仲人の分も用意している徹底ぶり。実家暮らしの男性には「ご両親と召し上がってください」と伝えて渡し、甘いものが好きか分からない一人暮らし男性にはお漬物などを用意したそうです。