――思春期の子どもの性被害について、ゆっぺさんはどのように考えていますか。
ゆっぺさん(以下、ゆっぺ)「書籍にも収録している、“思春期の子ども同士の性被害”についてのマンガ『
“思春期の性”、あなたならどう向き合う?』をブログに公開したころ、読者の方から様々なコメントや体験談をいただきました。そして、思春期の男子は私たち女性の想像を遥かに超えるレベルで、性に興味を持っているということを改めて実感しました」
――マンガでは、性欲を持て余して暴走する男子「ばっ太」が登場していますね。
ゆっぺ「この作品では、同じクラスの男子からキスを迫られたり、裸の写真を送るように脅されたりした女の子の実体験を描いています。これについても、『思春期の男子はそんなもんじゃない』『毎日、もっと性的なことを考えている』というコメントを多数いただきました。
読者の方から寄せられた体験談の中には、強制性交や望まない妊娠といったより深刻な問題をはらむものもありました。
ブログで発表するマンガという性質上どうしても描けない部分もあるのですが、
もっと深刻な現実もあるんだということは、この場を借りてお伝えしておきたいです」
――10代になると、妊娠の可能性もあるという意味でも性被害がより深刻化していきます。
ゆっぺ「体は大人になっても心は成熟しきっていない思春期は、直面する問題も多いですよね。だからこそ、大人がきちんと向き合わなくてはいけません。
以前、ある中学生の女の子の親御さんから、思春期の男子の性被害についてメールをいただいたことがあります」
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『5歳の私は、クラスの男子から性被害を受けました。~なんで言わないの?~』