他にも、“アジアの歴史”が感じられるのもタイの魅力のひとつだといいます。具体的にはどのようなことなのでしょうか?
「例えば、昔、日本軍がいたところの痕跡があったり、中国から華僑(かきょう)の人たちが渡ってきた場所には、今だに秦の皇帝の肖像が飾ってあったりするんです。タイの中だけで熟成された、アジアの歴史が感じられます。仏教がタイの主な宗教ですが、イスラム教の人たちもいるし、山奥にはイギリスの影響を受けているカトリック教徒の民族もいます」
色々な人たちが混ざり合っているところも、面白く魅力的だといいます。
小林さんのお話を聞いていると、タイの魅力がヒシヒシと伝わってきます。今後はタイのエッセイ漫画の連載がオンラインで読める「KADOKAWAタテスクコミック」にて決まっているとのこと。
やっと海外旅行にも行きやすくなってきた今日この頃。タイへ行く予定の人もまだ予定がない方も、小林さんの漫画でタイの日常を味わってみてはいかがでしょうか?
【小林眞理子】
隙あればタイに行こうとしている漫画家
Twitter:
@mariko_asia27
<取材・文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。