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42歳で子宮全摘を決意。葛藤の中で気づいた「産みたくない」という気持ち

迷った時は、幸せを感じられる選択を

 それからは靄(もや)が晴れ、子宮を失うことに対して「喪失感」というよりも、「不調の元を取り去る」という意識に変わりました。  考えてみたら、全摘すれば子宮体がんや頸がんのリスクはなくなりますし、何よりあのつらい生理をもう経験せずに済むのです。旅行の計画も立てやすくなり、今後生理用品を買う必要もないと思うと、かなりポジティブに捉えられるようになりました。  人生は一度きり。今の自分が「幸せ」と感じられる選択をすることが、迷いの出口につながるのではないでしょうか。 <文/関由佳>
関由佳
筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitterブログ
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