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50万円もする「ロリータ包丁」に衝撃!「この包丁を買う人は“変態”」と製作者

この包丁を買う人は、いい意味で「変態」

――三木市のふるさと納税でロリータ包丁はお値段50万円とかなり高額ですが、ロリータ包丁を購入された方はどれくらいいるのでしょうか。
「JULIETTE」(ジュリエット)

「JULIETTE」(ジュリエット)

田中「ロリータ調の『Lappin』(ラピン)とゴスロリ調の『JULIETTE』(ジュリエット)でそれぞれ10本以上売れたと聞いています。『Lappin』(ラピン)のデザインの方がキッチンになじむからなのか、『JULIETTE』(ジュリエット)より売れています」 ――キッチンとのなじみ方は微々たる差のような……。 田中この包丁を買ってくださるお客様は、褒め言葉としての『変態』だと思うんです。切れ味は抜群ですが、無駄な装飾だらけで持ちにくいですし値段も高いですからね。完全にお金がかかる趣味の世界です。もともと売れなくても、こんなおもしろい包丁を本気で作っているのはどこの誰だろう? と僕が作る包丁を知るきっかけになればと思っていたので、買っていただいてありがたいですし、もっと多くの方に田中一之刃物製作所の包丁に興味をもってもらえればと思います」

1万〜2万円出せば良い包丁が買える

――包丁っていろんな値段のいろんな種類がありすぎるので、何をどう選べばいいのか難しいです。 田中「こればかりは、実際に手にとって感覚や切れ味を確かめてくださいとしか言えないです。ただホームセンターなどで売っている3000円の包丁と1万円の包丁では切れ味が異なります。ブランド名で価格をつけているものもあるので一概には言えないですが、高い包丁にはそれなりの素材・技術がついています。家庭用のものであれば1万〜2万円の価格帯の包丁を選べば、良いものが買えるかなと思います」 ――価格も判断材料の一つなんですね。 田中「包丁選びに関しては、高くても安心できる製作所やお店を探すことが大事です。うちの包丁で試し切りをされた方は、みなさん『切れるという感覚が全くの別物だ!』と驚かれます。良い包丁ってただ切れるだけじゃなくて、ものすごく気持ちよく切れるんです。この『衝撃の切れる体験』を味わったお客様は、100%うちで包丁を購入してくださりリピートしてくださいます」
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「よいこのロリィタ包丁」も!
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