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バービーの“デリケートな悩み”に医師がズバリ。自己流健康法で迷走中?

デリケートゾーンの形の変化で「病気」と思い込むことも

友利さんは医師の立場から、妊娠出産の有無に関わらず、デリケートゾーンの形は年齢とともに変化をすることを教えてくれました。 友利新さん「ちょっとビラっとなっているところがホルモンの影響で大きくなることがあるんです。でも、それを自分だけだと思って『何かの病気でしょうか?』と聞かれることがあるんですけど、誰でもそうなると言うとすごく安心されますね」と、女性たちが多くの悩みを秘めていることを明かしました。 同様に、洗い方についての悩みや、かゆみについても、一世一代の鬼気迫る表情で聞いてくる人が多いそう。たとえ清潔にしていても、かゆくなることは有りうるとのことでしたが、どこかで罪悪感を抱いてしまうのかもしれません。 フォーリンラブ・バービーさんバービーさんもそういった女性たちの心境には同意。過去に膣炎になった際に不潔だからなるんだと誤った思い込みで、「普通のボディソープでワシャワシャワシャーって洗っちゃって余計ひどくなるってことがありましたね(笑)」と、知識を得る大切さを実感したそうです。

乳酸菌で善玉菌を増やし、腟内も酸性をキープする方法に注目

ここで友利さんが、なぜフェムケアに乳酸菌が良いのかを詳しく説明。近年では腸活や腸内フローラが話題になっていますが、実は膣や子宮にもフローラは存在しているのだそうです。 「膣の中は酸性に保(たも)たれているのですが、年齢の変化やストレスによって善玉菌が減って酸性を保てなくなり、かゆみや膣炎が起こってくることがあるので、乳酸菌を使って善玉菌を増やすことに注目が集まっているんです」 ちなみに腸と膣は近い位置にあるため、腸で摂取した乳酸菌は排せつの際に膣に移行すると言われているのだそうです。ただし、そのためには膣に良い乳酸菌を選ばなければならないとのこと。 左から、友利新さん、フォーリンラブ・バービーさん========== バービーさんと友利さんのフェムケアトークは終始、笑いあり学びあり。普段なかなか聞くことのできないデリケートゾーンの深い話を聞きながら、こうやってフェムケアについて語り合うことこそ、女性特有の悩みには必要なのだと感じました。 これからの未来、フェムケアを気軽に自由に話せる世界にしていきたいですね! 左から、友利新さん、フォーリンラブ・バービーさん<文・写真/もちづき千代子>
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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