念願の沖縄旅行「水着を新調してウキウキ気分で出発」もまさかの大後悔のワケ
思った以上に寒く、途中で断念
その後は宿泊先の那覇市内のホテルに直行。冷えた身体を温めようと部屋に戻るなり浴槽にお湯を入れてお風呂の準備をします。ところが、湯の温度は適温にはほど遠い冷たさだったといいます。
宿のお風呂とシャワーは、お湯と水の蛇口レバーを回して湯加減を調節するタイプ。いかにも築年数が経っているビジネスホテルで設備が老朽化しているせいか微調整が難しく、湯に浸かるのはあきらめてシャワーで済ましたそうです。
「格安パッケージプランだったから仕方ありません。彼氏は『俺が多めに出すからもっといいホテルに泊まろうよ』って言ってくれたんですけど、なんかそういうのが嫌で断ったんです。で、私の予算に合わせてくれたんですけど、こんなことなら彼氏の好意に甘えればよかったかも(苦笑)」
今度は夏の沖縄で海水浴を
体調を崩すほどではありませんでしたが、海水浴がきっかけで旅行中は鼻がずっとグズついたままだった麻実子さん。リベンジしようと就職2年目の20年の夏休みに彼氏と沖縄旅行を再び計画しますがコロナ禍による県外移動自粛でキャンセル。海水浴もあれ以来しておらず、今度は夏の沖縄で泳ぎたいとの欲求は年を追うごとに強まっているそうです。
「寒中水泳というのは言い過ぎですけど、明らかに季節を先取りしすぎました(笑)。彼氏とはそろそろ結婚の話も出ているし、独身のうちにもう一度行きたいなって。今年は7月の連休が2人とも休みなので、その時期を利用してまた沖縄に行く予定です」
そんな風に思えるのも前回の沖縄旅行があったこそ。今度こそは5年越しのリベンジが叶うといいですね。
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<文/トシタカマサ>
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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