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「ウェディングドレスが披露宴前夜に届かない!」絶体絶命のピンチを救った“おばあちゃんの提案”

昨今のコロナ禍の影響で、ゴールインはしたものの結婚式や披露宴は先延ばしというカップルも少なくないようです。 今回は、そんな念願の披露宴を目前にして、レンタルしていたウエディングドレスが届かないというアクシデントに見舞われたカップルのエピソードを紹介します。その最悪の事態を救った、想定外の秘策とは……。

2年たってようやく実現にこぎつけた披露宴

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写真はイメージ(以下同じ)

派遣事務で働いている実友希さん(仮名・32歳)。2年前に、知人の紹介で知り合った会社員の男性と入籍し、東京近郊で新婚生活を送っています。コロナの影響で披露宴と新婚旅行はお預けだった2人は、ようやくささやかな披露宴を催すことになりました。 「2年という時間が経ってしまいましたが、披露宴ができることになってとてもうれしかったです。披露宴の後に長期休暇をとり、新婚旅行に行く予定をしていたので、そちらに費用をかけるために、披露宴はなるべくシンプルなものにしようと計画していました」 ウエディングドレスはネットで最安値店を探し、披露宴会場は最近駅前にできた多目的ルーム、食事は会社の近所に最近オープンしたケータリングなどをチョイスし、手作り感満載で披露宴を企てました。 どんな形であっても、ようやく披露宴が行えることになって、実友希さん夫婦はとても幸せいっぱいでした。

え?ウエディングドレスが届かない!

ウェディングドレス披露宴前日に受け取ることになったウエディングドレスを心待ちしにしていた実友希さん。実は、ドレスにつけるオプションのリボンを予約完了後に変更したため、前日ギリギリの送付になっていたそうです。しかし、夜の8時を過ぎてもまだ届きません。 「嫌な予感がした私は、レンタル会社のホームページにアクセスしました。そしたらなんと『Not found』という文字が表示され、すぐにその会社に電話したのですが繋がらずでパニックになりました」 さらに、この会社の名前を検索しようとしたところ『~詐欺、~倒産』などの候補キーワードがずらっと並んでいたそう。 「もう待っていてもしょうがないことが分かったので、ウエディングドレスを選ぶ際に一度だけ足を運んだレンタル会社へ夫と一緒に車で向かったんです。でも、雑居ビルの3階にあるオフィスは既にもぬけの殻だったんです」 披露宴前日に、どうやら最悪の事態に巻き込まれてしまった実友希さん。夫婦二人とも黙ったままとりあえず自宅に向かいました。
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まさかの解決策が!
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