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「いくつになっても髪が老けない女性」が絶対にやらなくなった4つのこと

 こんにちは、毛髪診断士の元井里奈です。癖毛のダメージヘアに悩んでいた時代から、今では自分の髪が好きと思えるようになりました。ダメージや薄毛を防ぎ、美髪へと導くヘアケア方法を発信しています。
元井里奈

毛髪診断士・元井里奈(もといりな)

 髪は死んだ細胞なので、生えてきたときの状態がMAX。あとは伸びていく過程でいかに傷ませないか、という工夫しかできません。つまり、最初に細く弱々しい状態で生えてきたら、いくらダメージケアしても、それ以上にはならないのです。  これから生えてくる髪を「元気に生やす」ためには、ダメージケアのような表面的なことではなく、血行や睡眠など生活習慣が関わってきます。  生活習慣というと、「何か始めなくてはいけないの?」と思われると思いますが、私が美髪を育てるために「やめたこと」をご紹介します。

①「常温未満の冷たい飲みもの」

 髪をつくる毛母細胞は、頭皮の中に張り巡らされている毛細血管から栄養を受け取って髪を育てています。  そのため、健康な髪を生やすには、食事から摂った栄養をしっかりと頭皮のすみずみまで届ける必要があるのですが、それを阻む悪者のひとつが「冷えによる血行不良」です。  毛細血管は細く、しかも頭は体の一番高いところにあるので、そもそも血行が悪くなりがちです。そこへ、冷えまで加わるとさらなる血行不良となり、毛母細胞に栄養が届きにくくなってしまいます。  美髪を目指し始めてからは、暑い夏でも冷たい飲み物はめったに飲まなくなりました。ただ、私はビールが大好きなので、「今日は飲む」という日は免除しています。

②「足首が露出するパジャマ」

足元

※イメージです

 これも同じく「冷えによる血行不良」を未然に防ぐためです。足先のことなので、髪には関係ないと思われるかもしれませんが、私は血の巡りを全身のこととして捉えています。  パジャマのボトムスでよくあるのが、足首のところで絞れている形か、足先までストンと開いた形のものだと思います。この二つで言えば、足首が絞れている形がよいと思っていたのですが、寝ているうちに上にズレたりして結局足首が露出してしまうのが気になっていました。  そこで、12分丈のレギンスをパジャマとして使うようになりました。足首はもちろん、かかとと足の甲も半分くらい覆えるので、寝ている間の足の冷えをしっかり防ぐことができ、夏も含めて年中通して使っています。  本当は、首や手首も年中温められると良いのですが、まだまだ甘いですね。
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髪のためにやめたこと
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