「お金があったのが不幸の元かも」ひきこもり息子を支える、裕福な62歳・パート主婦の嘆き
この「甘やかし」は息子にとって、愛なのか
住む場所もあり三度の食事にも困らず、生活面では一見不自由なく暮らしているかのような息子さん。家族のひきこもりで生活に困窮する例は多いですが、裕福でたとえ金銭的な問題がなかったとしても、また別の苦しみが生まれるようです。
彼女の言う「甘やかし」は息子さんにとって、愛なのか。よかれと思って息子さんを自由にさせ続けたことがこの結果なら、あまりにも悲しいです。美知恵さん親子に、救いの道はないのでしょうか……。
参考:厚生労働省のひきこもり支援ポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」では、ひきこもりに関する情報や当事者の声をまとめているほか、全国のひきこもり支援機関を調べることもできます。
―シリーズ「令和の親・令和の子」―
<取材・文/関 圭一>


