時間は夕方をまわっていて、診療時間ギリギリの動物病院に駆け込んで、へその緒を切り、体を軽く洗ってもらうことに。

病院行って、へその緒取ってもらって、乾かしてみた
「とにかく保温をして」と先生に言われたので、どう温めればいいのかを聞いたところ、
「……胸に入れときゃ大丈夫だよ」とのお返事。いや、それ絶対ダメでしょ! とてつもなく原始的すぎます。

「胸に入れてあっためろ」ってそんな原始的な……
そこで急ぎ自宅に帰り、以前一緒に暮らしていたセキセイインコの冬の保温セットをフル稼働させたのです。
インコの保温といえど、その威力はあなどれません。電球自体が熱を放出して周囲の温度を上げる「保温電球」を使って30度を保ちつつ、温度をコントロールしてくれるサーモスタッドでばっちり管理!

見た目はちょっとボロいけど、保温能力はかなり最強
でもそのままだと熱が逃げてしまうので、100円ショップのスチールラックセットで作った簡易棚に、食品用ラップでビニールハウスもどきを作りました。不格好ですが、今度は熱がこもりすぎないように、前面だけはあけておきます。

段ボールの中でも、暖かい場所とそうでない場所をタオルで作って、逃げられるスペースも確保!
そして、必死の工作中も鳴り続ける仕事の電話は完全ムシ! 赤ちゃん猫の体を冷やさないよう、全力で保温活動に力を注ぐアラサー女子。刺激的すぎる夜に一睡もできず、そのまま朝を迎えるのでした……。
【関連記事】⇒
「赤ちゃん猫のお世話で、1ヶ月休みます」仕事相手に伝えたら…“意外すぎる反応”に驚いた<漫画>