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既婚をかくすクズ男性「病気の姉と同居だから家に呼べない」。問い詰めたら、まさかの反応

少しでもリスクを避けるには、会うまでの期間にメッセージで相手のバックボーンについてしっかり聞き、いい加減な答えしか帰ってこなければバッサリ切らなければならない。 今回はたまたま私がタクの噓を見抜いたが、今まで一体どれぐらいの女性を騙してきたのか?

怒りが持続しなかった理由

SNSで見た彼のややぽっちゃりめの妻は人が良さそうで母性的な感じだ。まさか自分の夫がアプリで独身を騙って欲望の吐口を漁っているとは夢にも思わなかっただろう。 マッチング・アプリ症候群しかし3日後、他の人とマッチングしてメッセージを交わし始めたら、怒りは不思議なほど跡形もなく消えてしまった。 アプリが修羅場になりにくいのは、この凄まじい流動性のおかげでもある。朝、マッチングして昼にはLINEトークし、翌日にリアルデート。または夜にマッチングしてその後、LINEのビデオ通話をし「ごめんなさい」。

アプリの軽さをどう受け止めるか

毎日、複数の出会いがあると一つの出会いの濃度が薄くなり執着が生じにくくなる。 これは一つの失敗にそれほどこだわらなくなるという大きなメリットでもある。 その軽さを「気楽でいい」「致命傷になるほど傷つかなくて済むからラッキー」と受け止めるか、「そんなの恋愛じゃない」「ゲームみたいで物足りない」と思うかで、アプリへのハマり方が決まる。 <構成/三浦ゆえ>
三浦ゆえ
編集者&ライター。出版社勤務を経て、独立。女性の性と生をテーマに取材、執筆を行うほか、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(宋美玄著、ブックマン社)シリーズをはじめ、『50歳からの性教育』(村瀬幸浩ら著、河出書房新社)、『リエゾン-こどものこころ診療所- 凸凹のためのおとなのこころがまえ』(三木崇弘著、講談社)、『新生児科医・小児科医ふらいと先生の 子育て「これってほんと?」答えます』(西東社)などの編集協力を担当。著書に『となりのセックス』(主婦の友社)、『セックスペディアー平成女子性欲事典ー』(文藝春秋)がある。
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