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無意識の“とりあえず共感”は要注意、好きな男性にしているとウザがられるリスクも…

デートでモテ男が言った印象深かった言葉

AdobeStock_85817423この筆者の話を聞いて以降、A子さんはB男さんに対してしばらく“80%共感・20%反論”というスタンスで接してみたところ、二人きりでランチデートに行ける関係にまで進展したんだとか。 「彼が『ガンダム』トークしてきたときに、『私はエヴァ派。エヴァのほうが奥深いと思う!』って反論したら、B男さんは『どうしてそう思うの?』って食いついてきてくれて、二人で盛り上がったんですよ。あとは彼の恋愛観についても、『それは男側の自己満。本当の意味で女の子の気持ちを尊重してるとは言わないよ』って異論を唱えたら、おもしろがって聞いてくれましたね」 後日、ランチデートしたときのB男さんの言葉が印象深かったとA子さんは言います。 「彼が、『男からするとなんでもかんでも共感されると、どれが本音でどれがウソかがわからなくなるから、共感ばかりしてくる子は信用できない』って言ってたんです。でも確かに女性同士でも100%共感の子って裏がありそうって思っちゃう。親友レベルになる子とは思ったことをズバズバ言い合ったり、相手が間違えていれば毒舌交じりでツッコミ入れたりしますから、けっきょくはそれと同じなのかも」

友情でも恋愛でも本当に深い仲の相手には…

人と人が全ての物事で共感できるなんてほぼないこと。だからこそ、20%ぐらい反論しておくことで、相手には“本音で向き合ってくれている”と思ってもらえるようになり、80%のほうの共感の言葉の信頼性が上がるのではないでしょうか。 みなさんも友情でも恋愛でも、本当に深い仲の相手には100%共感なんてしていないはず。ですから好感度を上げようとしてなんでもかんでも共感していたり、嫌われたくないという気持ちから無意識に共感してしまったりしているなら、要注意です。 <文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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