婚活写真の撮り直しすら言い出せない、忖度(そんたく)しすぎる恵さん。そんな彼女に、生い立ちを聞きました。
恵さんは神奈川県で生まれ育ち、今も実家に住んでいるそうです。小学校卒業後は、親から勧められた中高一貫校に進学します。大学は先生から勧められた
「学力を考えて、入れる大学」の中で、一番知名度が高い大学の、入れる学部に進学しました。

やりたいことのない恵さんは就活で苦戦しますが、ニートでは世間体が悪いからと、とりあえず内定が出た会社に就職します。
30歳になる頃、親から結婚しろと言われて婚活を決意しました。
恵さんはこれまで親に逆らったこともなく、意思表示をした経験もありませんでした。昔なら、親から言われてそのまま結婚する女性もいたのでしょう。
でも今の婚活は男女とも同時に複数の人を比較検討します。
「親から言われて仕方がなく婚活している」感が満載の相手など、誰も選ばないのです。
恵さんは生い立ちを振り返った後「
私、婚活を辞めたいんです」と言いました。親にどう言おうか迷ったそうですが、勇気をもって母親に伝えたところ「あなたがいいならいいんじゃない」と割とあっさり言われたそうです。
恵さんが考え抜いて出した結論を、応援したいと思います。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt