みなさんの「こんなハーネスが欲しい」をぎゅっとつめた
――最初はクラウドファンディングという言葉しか知らない状況だったところから、どのようにプロジェクトを進めていきましたか?
西野「クラウドファンディングについて自分なりに勉強して、わからないことは徹底的に担当者さんに聞きました。みなさんの『こんなハーネスが欲しい』という思いが商品にぎゅっとつまるように、
SNSに寄せられた『こういう機能があったらいいな』という声には全部目を通しました。
そして、Twitterに投稿したアイデアとみなさんからの声を元にサンプルを作っていきました。CAMPFIREさんのお力も借り、ヘルメットの丸い形でリュックを作ってくださる会社さまも見つけて、アイデアを形にしていきました」
――商品化に向けて特にこだわったことはありますか?
西野「デザインにはかなりこだわりました。
パッと見て『安全のためにハーネスを使っています』ということを伝えることが商品としてとても重要だったからです。
堂々とハーネスを使って、子供の安全を守ってほしい。ハーネスを使っていることで誰にも文句を言わせない。安全対策のためにハーネスを使っているということを説明なしで伝えるデザインにこだわりました。工事現場のヘルメットの形をしたリュックに、トラテープ柄の迷子紐をつけることで『安全対策』と伝わるデザインにしています」