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福岡出身の俳優2人に共通する“色っぽさ”。地元の地域創生プロジェクトも手がける

ささやかな九州の香り

 瀬戸が学生時代を過ごしたのは、福岡県嘉麻市。ルーツを探るには恰好の映像が公開されている。嘉麻市の地域創生プロジェクト「SETO×KAMAプロジェクト」がWEB上にアップしたPR映像だ。地元への想いがひしひしと伝わる。  朝の目覚めから始まり、福岡空港に到着した瀬戸が嘉麻市を巡る。旅のおともには、瀬戸自ら描いたデジタルイラストのキャラクター「カマシカちゃん」が。声を吹き込むのは声優で瀬戸の実の妹である瀬戸さおりという目配せ。  嘉穂牛ハンバーガーにかぶりつき、美術館へ。夜ご飯の焼き肉では福岡弁まで飛び出す。メイキング映像では小学生から中学生まで通った通学路を歩く一幕も。どこをどんな風に歩いても画になる。  何気ない映像だが、何気なさにこそ「たのシカ、美味シカ、懐かシカ」な地元の風景が広がる。  帰りの車内で車窓を見つめる瀬戸の横顔が温かい。福岡愛にあふれた瀬戸がふりまくささやかな九州の香りに人生が華やぐように思う。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修 俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu
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