もう義実家には行きたくない!畑仕事を強制され、我が子を「東京の子は…」と馬鹿にされる
世間はすっかり夏休み。今年はコロナの移動規制もないので、実家や義実家に里帰りする人も多いのではないでしょうか。自分の実家であれば気持ちはラクですが、義実家への帰省は気力も体力も必要なのでユウウツだという人は少なくありません。
そんな中、「コロナ禍のときは帰省しなくていいのでよかったのに……」とボヤくのは、都内に住む主婦の秋倉結子さん(仮名・36歳)。
結子さんは東京出身で実家にはしょっちゅう遊びに行っているため、夏休みは夫の家族が住む東北地方に行くことになります。
「夫の両親とは仲良くさせてもらっているんですが、問題は義父のお兄さん、夫から見て叔父に当たる人です。義叔父は農家を営んでいて、結婚当初は毎年うちに野菜やお米を送ってくれるありがたい存在でした。でも、コロナ流行前に帰省したときにもう2度と義実家に帰りたくない……と思いましたね」
それはまだ、結子さんの2人の子どもがまだ小さかったときのこと。ただでさえ、子どもを連れて帰省するのは大変なのに、義叔父にありえない仕打ちを受けたというのです。
「到着したその日の夜、義叔父が義実家に来て『明日はうちの畑でとれた野菜でバーベキューをするからな!』と言ったんです。これには子どもたちも大喜びで私も楽しみにしていました。でも、問題はバーベキュー当日。朝っぱらから『バーベキューの準備をするぞ!』と起こされて、畑に連れて行かれたんです」
畑にはすぐ側に住む夫の親戚の子どもが集まっており、そこから義叔父の号令とともに畑仕事がスタートしたというのです。
「最初は畑で遊ばせてくれるのかな……程度に思っていたのですが、なんと畑を手伝えと言うんです。前日に子どもを連れて4時間以上、移動してきたばかりなのに!?と思っていると、『うちに嫁いだのなら恒例行事だから!』と訳のわからないことを言われました。そこから収穫から水やり、さらに種まきもまで、しっかりとこき使われましたね……」
結子さんと子どもは始めは楽しんで畑作業をしていたものの35度近い気温の中、すぐに体力の限界がやってきたそうです。
「少し休憩していると『ほら、動いて!』と無理やり、立ち上がらせられてふたたび作業を手伝わされました。さすがの暑さに子ども達が倒れそうになっていたので『熱中症になったら困るんで』と家の中に入ろうとすると『東京の子は生っちょろいな~』と義叔父の声が聞こえてきてイラッとしましたね」
義実家嫌いになったのは義叔父のせい
畑仕事を4時間以上手伝わされる羽目に

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